現代の日本人の中高年層の約8割は歯肉に何かしらの問題をかかえていると言われています。
歯周病は成人が歯を失う原因のナンバーワンなのです。
歯医者さんに行ったことのあるほとんどの方は歯周病の検査をされたことがあると思います。
どんなことをしているのか?何を診ているのか?本日は歯周病の治療を適切に行うために必要な検査についてお伝えします。
☆ 歯周ポケット検査
プローブという目盛りの付いている器具で、歯と歯肉の隙間の歯周ポケットの深さを測り、歯周病の進行度を調べます。
健康な歯肉は3mm以下、4mm以上になると歯周病の可能性があります。
☆ 出血・排膿の有無
歯周ポケット検査を行ったときにポケットから出血や排膿することがあります。
出血や排膿する部分は歯肉に炎症があり、ポケット内に歯周病菌が多いという証拠になります。
☆ 歯の動揺度
ピンセットで歯を動かし歯の揺れの度合いを調べます。
歯周病が進行すると歯を支えている骨が溶けて歯がグラグラと動いてきます。
最近の研究によると歯周病が糖尿病・認知症・メタボリックシンドローム・心血管疾患・内臓疾患・呼吸器系疾患・早産など全身のさまざまな病気に関わっていることが次々と分かってきています。
歯周病は自覚症状がほとんどなく進行してしまうことがあります。
早期発見・早期治療、定期健診、丁寧な歯磨きなどで歯周病を予防していきましょう。
最後に!歯周病セルフチェックをしてみてください!
□ 歯肉の色が赤い、もしくはどす黒い
□ 口臭が気になる
□ 歯肉が退縮して、歯と歯の間にすき間ができてきた
□ 歯と歯の間に食べ物が挟まりやすい
□ 歯みがき時などに歯肉から出血しやすい
□ 歯と歯の間の歯肉が丸く、腫れぼったい
□ 起床時に口の中がネバネバする
□ 指でさわってみて、少しグラつく歯がある
□ 歯肉を指で押すと膿が出てくる
□ 歯肉が下がって、歯が長くなってきた気がする
1つでも当てはまる方は歯周病の可能性があります。
3~5個以上当てはまる方は歯周病が進行しているおそれがあります。歯科医院で歯周病の治療を受けましょう。
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