鎮痛剤で応急処置を
夜中など、すぐに歯医者を受診できない場合は、ひとまず市販の鎮痛剤で痛みを鎮めてあげましょう。小児用の解熱鎮痛剤は、虫歯の痛みを和らげる効果もあります。間違えても大人用の解熱鎮痛剤を飲ませないように注意してください。ただし、一時的に痛みが消えるだけで、虫歯が治ったわけではありません。必ず歯医者を受診して治療してもらってください。(超音波洗浄器)
ツボを押して痛みを和らげることも
鎮痛剤は効き目が現れるまで時間がかかるため、その間にツボを刺激して痛みを和らげてあげましょう。歯痛に効くツボをご紹介します。
合谷(ごうこく):手の親指と人差し指の骨が合流するあたり
歯痛点(しつうてん):手のひらの中指と薬指の付け根の間
指の腹を使ってゆっくりと押してあげてください。
食事
硬いものや冷たいもの・熱いものは神経を刺激します。痛みがあるときの食事は、できるだけ常温で柔らかめのものを用意してあげましょう。お粥(かゆ)やスープ・うどん・ゼリー・ヨーグルトなどがおすすめです。温かいものは少し冷ましてから食べるようにしてください。(ハンドスケーラー)
してはいけないこと
痛みがあるとつい触りたくなりますが、神経が刺激されて痛みが増してしまいます。手で触ったり舌で押したりしているようなら、すぐにやめさせましょう。また、入浴は控えるようにしてください。体が温まると血行がよくなり、痛みが強くなります。