虫歯がないと歯周病にはならない?

今日は、『歯周病』 について少しお話したいと思います。
「歯肉からの出血はよくあることで、放っておけば治る!」……なんて思っている方はいませんか?
それは、おおきな間違いです!!!!!!
歯肉から出血があるということは、歯肉が腫れていて炎症が起きている証拠です。
磨き残しの汚れ(歯垢プラーク)や、歯石が固まってついていると、歯肉は腫れてきます。

そのまま放置していると、歯周病がどんどん進んでしまい、歯がグラグラしてきたり、痛みが出てきた時にはすでに重度の歯周病になってしまっているケースもあります!
「虫歯がないから歯周病にならない!」……そう思ってる方もきっといますよね?
それは大きな間違いです。

なぜなら、虫歯の菌と、歯周病の菌は種類が違うんですっ!!!!!!
専門的に言うと、虫歯菌は 『ミュータンス菌』 という菌が原因で虫歯になります。
歯周病の名前が長いのですが、 『アクチノバチルス・アクチノマイセテムコミタンス』、『プロフィロモナス・ジンジバーリス』 という種類の菌が歯周病の原因菌です。
なので、虫歯がないから大丈夫!と、油断してはいけませんね!
また、「歯周病で歯が抜けても、インプラント治療すれば大丈夫!」と、おもっている方はいませんか?
インプラント治療とは、歯が抜けてしまったところに人工歯根を埋入して、被せ物を被せて噛めるようにする治療です。

お口の中のケアが出来ず歯周病になってしまった方が 『インプラント治療』 を行っても、インプラントの周りが炎症をおこしてしまう、 『インプラント周囲炎』 になる場合もあります。インプラント周囲炎になると、せっかく埋入したインプラントも抜け落ちてしまいます!!

歯が抜けても大丈夫!と、思わずに、自分の歯をなるべく残せるようにしましょう!
特にタバコを吸う方は、体の免疫力が低下するのでかなりの確率で歯周病になってしまいます。
せっかく入れたインプラントも、インプラント周囲炎になりやすくなってしまうので、禁煙するようにがんばりましょう!
その他にも歯周病は、 『早産』 や 『低体重児出産』 とも関係しています。

歯周病感染症なので、歯周病にかかった歯周組織から出てくる炎症の菌が血液中に混ざり、子宮頚管を柔らかくして子宮を収縮させてしまうため、早産になりやすくなるそうです。
妊娠中は、つわりのせいで歯磨きが充分にできなかったり、ホルモンの影響で歯周病菌が増えたり、食事の時間が不規則になったりと、虫歯や歯周病になりやすいです。
お口のトラブルが大きくなる前に、歯科検診の受診をオススメします。

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